以前、搾乳器をamazonで購入しました。ところが産後、私の体調の変化で母乳が出なくなり、搾乳器も数回使っただけで終わってしまいました。搾乳器は新品を買うと数千円はします。まだ誰かの役に立てるかもと思い、出品しました。二人の手に渡った中古品であることもふまえ、値段もほぼ送料と手数料を足したくらいに設定しました。

ほどなく買い手がつき、すぐに発送して相手に届いたのですが、相手の方から「付属の哺乳瓶がありません」と指摘が。写真に写ったものはすべて発送したのに、なぜ?と慌てて調べたら、元々は搾乳器と哺乳瓶がセットになっている商品だったのです。

その搾乳器もamazonで購入したので、私のところに来たときには、付属の哺乳瓶はありませんでした。けれども私の手元にはすでに上の子の使っていた同じ型の哺乳瓶があったので、問題なく使えたのです。なので、私は搾乳器と哺乳瓶がセットになったものだと、このとき初めて知ったのです。他の出品者でも、搾乳器だけを出品している人はいます。他の人はどうしているのだろうと思い、覗いてみると、「写真のものがすべてです」との一言が。セット内容を知らなかった私は、なんの疑問も持たなかったため、その一言をつけずに出品してしまったのです。

結局、説明不足の非は認めざるを得ず、新品の哺乳瓶を購入して購入者のところに送りました。哺乳瓶は厚みがある上に、割れ物でもあるため、追跡付きの送料もそれなりにかかります。結局、千円以上の赤字となってしまいました。誰かの役に立てればと思ったものの、自分の確認不足が情けなく、いつまでもモヤモヤの残る経験となってしまいました。善意で低価格で出しているのだから、相手も分かってくれるだろうという気のゆるみもあったのかもしれません。

また、もうひとつは、相手に知らせる追跡番号を、間違えてしまったことです。数回使っただけのストールを出品したときのことです。それまで経験がなかったのですが、相手の方から追跡番号を教えてほしいとのメッセージがありました。その日、私は下の子の世話をしながら上の子の習い事の付き添いで忙しく、ゆっくりスマホを操作できる状況にありませんでした。薄暗い車の中で、なんとか伝票を見ながら、追跡番号を送信したのですが、即座に相手の方から追跡できないとの返信が。偶然にも1が連続して使われた番号だったので、1の数を間違えてしまっていたのです。結局、相手の方はそれが原因で気分を害されたようで、商品はすぐに届いたようなのですが、百数件目の評価で初めて「普通」がついてしまい、厳しいコメントが書かれていました。私のミスが原因ですが、とても悔しい思いをしました。

最初のころは、出品した値段と送料が釣り合わないこともしばしばありました。コンビニに持ち込んでから、送料が商品の値段を越えており、amazon独自の配送サービスが使えなかったことも。特に雑誌のまとめ売りは、サイズがわずかに大きくて郵便局のレターパックに入らずに、宅配便に切り替えることもありました。またコンビニによっては、店員さんが厳しく梱包の厚みをチェックする店も。梱包を丁寧にやりすぎると厚みが規定を越えてしまいます。圧縮して詰めたものの、店に持っていくまでに中に空気が戻ってしまい、厚みを測るスケールを通れないというもありました。さすがに店員さんに空気を抜いてもう一度やってくださいとは言えず、家に持ち帰ってもう一度包み直しました。

このように、色々な失敗をしましたが、一方で素敵なものを安価で譲ってもらえたり、出品者の方から温かいメッセージをもらうこともありました。また、世の中のネット通販がいかに工夫されているのかも考えるようになりました。過剰な期待は禁物ですが、やはりamazonには助けられることが多いです。相手の目線で物を考えられるきっかけになったと思います。