3年ほど前からamazonを愛用しているのですが、取り交わした商品は計120品以上。購入するというよりも、もう使わなくなったものを売る「出品者」の立場としてが大半です。
いくらアプリケーションが介入しているとはいえ、お金のやりとりになるのですから、相手が信用できるかどうかがとても重要なポイントになってきます。例えば商品を注文したらニセモノが届いた!……なんていう時だって泣き寝入りする事も少なくないですよね。
この「個人」を見極める方法のひとつとして、その人の「評価」を確認する、というものがあります。商品を送ったり買ったりするたびに、購入者と出品者はお互いに評価をつけるのです。私の使用しているアプリでは、相手を「良い」「普通」「悪い」の三段階で評価します。そしてこの評価やそれに付随するコメントは、アプリを使用している全員に公開されるのですから、アカウントの信用度を表すステータスになっていきます。もし自分が購入者であれば、なるべく「良い」が多い出品者の商品のほうが安心感がありますよね。

さて、amazonでの私の「評価」ですが、なんと122件中、120件が「良い」という最上級の評価を頂いております。コツコツと真摯なやりとりをしてきた努力の賜物です!(笑)……というか、正直よっぽどの事がない限りは「良い」です。
一方、あとの2件は「普通」とされてしまいました。毎回せっせと丁寧に梱包して送っていたつもりだった私にとって、この2件の「普通」は私の中でショックでした。(当時のショックが大きすぎて、未だに評価を確認する際はドキドキします。ある意味トラウマです。)
評価が「普通」になってしまったのはワケがあったのです。何ら問題ないと思っていた出品者でしたが、そこには購入者との思いのすれ違いがあったのです。私の「普通」な商品の例を2つお話しします。

まず1つめはトートバッグです。雑貨屋さんで購入したA4サイズのトートバッグ。横長で、肩にかけた時の感覚や生成り色の素朴なデザインが気に入っていたのです。ですが、友人にバッグをプレゼントしてもらってからはそちらの方ばかりを使っていたので、このA4トートは出番が無くなり、宝の持ち腐れになるくらいなら!と出品を決意。
出品の際には、品物のコンディションをなるべく細かく記載する必要があります。特に「汚れ」や「傷み」に関しては必須記載事項です。
さて、私のトートバッグの状態ですが、「やや傷や汚れあり」でした。バッグを肩にかけているとき、手に持っていたペンでサッと2センチほどの落書きを書いてしまったんです。その部分の写真も添付して、細かく状態を入力。売れ残るリスクを背負いながらも、満を持して出品したA4トートはなんとものの数分でSOLD OUT!デザインを気に入ってくれたようで、ペンの汚れも了承していただき、順調に配送を完了しました。
ところが、商品到着後の評価とコメントを開いてみると、なんと「普通」の文字。「なぜ?ペンの汚れが想像以上だったか?」と高を括っていたのもつかの間、コメントにはわりと厳しめに商品への指摘が綴られていました。
「本日受け取りました。しかし所々ほつれています。持ち手の付け根が一番酷い。持ち手が取れそうでした。」
……読んでいて心がズキズキしました。ペンの汚れに気を取られて、持ち手のほつれまでは確認できていなかったのです。ばっちり確認不足でした。まるで相手を騙して商品を送り付ける悪徳アカウントをしているような気持ちになって、全力で謝罪しました。

そして2件目の品物は「Wi-Fi中継器」です。Wi-Fiを使用していない人はいないんじゃないかというこのご時世、私も家の中でこの中継器を使って、Wi-Fiの届く範囲を広げようと企んでいました。しかし劇的な機械オンチにより、断念。安い買い物ではなかったのですが、泣く泣く半額で出品することにしたのです。なんとこれも出品後間もなく売れたので、即座に梱包作業にとりかかりました。
しかし、衣類や小物雑貨を中心に出品していた私は、このような機械を梱包するのは初めて。「ほぼ未使用で買った時の箱の中に入っているから、わざわざ別の箱で覆う事はないよな。」と、梱包の手間が省けたことにルンルンしながら配送処理へ向かったのです。
そしてかえってきたコメントは「商品がむき出しになって送られてきました。」……え?本当に?いやいやだって箱に入っていたじゃない。そんな風に思っていた私はここでやっと気づいたのです。「購入時の箱を、さらに梱包する必要があったのね!」と。大いなるまちがいでした。

以上、私の2件の商品発送に関する失敗談でした。